2011年7月27日水曜日

ubuntuやmac(OSX Lion)でsshfs

ディレクトリをネットワーク越しにマウントしたい時などは、WindowsだとSamba、LinuxやUnixではNFSを用いることが多い。
これがローカルなネットワークならSambaやNFSでも特に怖いことはない。

しかし、家と大学などでマウントしたい時は、セキュリティが不安である。
気づいたら「トンデモナイ」ファイルを全世界に公開している可能性もある。

そこで、sshfsというsshを使ったツールを使うと上記の不安が解消される。
sshは暗号を用いたセキュアな通信で、リモートマシンを遠隔操作することができる。
これの応用で、リモートマシンのディレクトリをマウントできるのが、sshfsである。
回線が速ければ、遠隔地の動画ファイルを軽々再生できる夢のようなツールだ。
(主な使用用途はこれ)


ubuntuの場合
sudo apt-get install sshfs

macの場合
MacFuse
をインストールして、sshfsのバイナリを
ここから取ってきて、実行権限を与えてbin/以下などに置いとく。

※OSX Lionにアップデートしてしまったせっかちな人の場合、MacFuseが動かない。そこで、
ここから対策版をダウンロードしてインストール


使い方 
(host1 : リモートマシンのアドレス)
状況
host1の/home/hoge/documentを、自分のマシンの /home/hogehoge/mntにマウントしたい

sshfs host1:/home/hoge/document /home/hogehoge/mnt

書き方はNFSでマウントするのとほぼ一緒。
これだけで、リモートのディレクトリをローカルのディレクトリのように扱える。
個人的にはDropBoxより遥かに便利。(DropBoxのがいい点もあるけど)

ちなみに、光回線同士なら、HD画質の動画をマウントして再生してもヌルヌル動く。
ただし、クライアントがmacの場合少しカクカクする。

これで、実家に帰っても東京のサーバ上の動画を見ることができるようになった。
めでたしめでたし。

追記)sshfsはWindowsでも使えるみたい。

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